日々の生活でポイントを貯めて副収入を得る「ポイ活」について詳しく解説していきます。
ポイ活による副収入は活動内容や作業量により異なりますが、効率的なポイントの貯め方や使い方を理解すれば、誰でも手軽に副収入を得ることが可能です。
食料品から光熱費まで相次ぐ値上げ。ポイ活で節約お得生活&出費の見直しをしてみませんか?
- ポイ活とは?基本的な仕組みと目的
- ポイ活で得られる副収入の金額&作業量の目安
- ポイ活をする際の注意点
- 効率的なポイ活方法&具体例
ポイ活とは
”ポイ活”とはポイントを貯める&使うこと
ポイ活とは、日々の買い物やサービス利用の際にポイントを貯めたり使ったりすることです。
- Amazonなどの通販サイトで貯まるポイント
- いつも行く近所のパン屋さんのポイントカード
- クレジットカードで利用額の一部がポイント還元される
どれもポイ活にあたります。
ポイントサイトでポイントがもらえる仕組み
近所のパン屋さんや通販サイトでポイントを付与するのは「リピートしてもらうためだろう」と想像つきますよね。
一方で、ポイントサイトを経由したりアンケートに回答するだけでポイントをもらえる点については「なんでポイントがもらえるの?怪しくない?」と不安に思う方もいるでしょう。
ポイントは「広告を見てもらうため」だったり「アンケートに答えてもらうため」など、会社が何かを達成するための「お礼」のようなもの。企業側にもメリットがあるからこそやっています。
企業がポイントサイトで広告する理由は?
広告とは、商品やサービスをたくさんの人に知ってもらうための方法の一つです。テレビや雑誌、インターネットなどでよく見かけますよね。
例えば、あるおもちゃ会社が新しいおもちゃを売りたいと思ったとき、そのおもちゃをたくさんの人に知ってもらうために広告を出します。でも、ただ広告を出しても、人々がその広告を見てくれるかどうかは分かりません。
そこで、ポイントサイトが登場します。ポイントサイトは、人々に「この広告を見てくれたら、ポイントをあげるよ」と言います。そして、そのポイントは商品や現金に交換できます。これにより、人々は広告を見る動機を得て、おもちゃ会社は新しいおもちゃをたくさんの人に知ってもらうことができます。
アンケート回答でポイントがもらえる仕組み
会社が新しい商品を作るときやサービスを改善するときに、人々の意見や好みを知りたいからです。アンケートに答えることでポイントをもらえるので、人々は喜んでアンケートに答え、会社は大切な情報を得ることができます。
ポイ活の種類とやり方
「ポイ活」と聞くとポイントサイトのイメージが強いですよね?実は、ポイ活にも様々な種類があります。自分ができそうなところから始めていきましょう。
通販サイトで貯める
お得度 | |
始めやすさ | |
継続しやすさ |
特に何か特別な手続きをせずとも勝手にポイントが貯まり、次回以降の購入で使えるようになるもの。ポイントアップ期間中を狙ったり、セールでまとめ買いをすると効率的に貯まります。
- Amazon
- ZOZO
- ネット通販を扱う店舗
ポイントカード(主に実店舗)
お得度 | |
始めやすさ | |
継続しやすさ |
最近では紙のポイントカードの他、LINE公式アカウントでポイントを貯められる店舗も増えてきています。
よく行くお店であれば作っておいて損はないでしょう。
- 近所のお惣菜店
- ドラッグストア
- クリーニング店
高還元のクレジットカードで貯める
お得度 | |
始めやすさ | |
継続しやすさ |
さまざまな支払いをまとめているクレジットカード。
還元率が0.5%変わるだけでも、それなりのインパクトがあります。
カードAで月に15万円の利用があった場合
1.0%還元のカード:1,500円の還元
1.5%還元のカード:2,520円の還元
カードを変えるだけで月500円、1,000円と変わってきます。
固定費を引き落としているカードや利用額が多いカードは見直しておきたいところですね。
ポイントとして還元しているカードもあれば、引き落とし額からそのまま値引きされるカードもあります。
dポイント/Tポイント/楽天ポイント…「経済圏」でためる
お得度 | |
始めやすさ | |
継続しやすさ |
「ドコモ」「楽天」といった経済圏で貯める方法。
ポイント管理の手間があまりかからない割に、コンビニ・ドラッグストア・通販サイト…と貯まる店舗やサービスも多いのでポイ活の効果を実感しやすいおすすめのポイ活方法です。
自分の利用する店舗やサービスを振り返ってみて、どの経済圏がお得そうかを確かめておくといいでしょう。
ポイントサイトを経由する
お得度 | |
始めやすさ | |
継続しやすさ |
通販サイトでの購入、サービスの利用時などにポイントサイトを経由するだけでポイントが還元されるもの。
ポイント獲得条件、交換条件がある場合が多くポイントの管理も大変にはなってきますが、利用するポイントサイトを絞ってしまえば比較的継続しやすいです。
口座開設など中には数千円〜数万円相当のポイントがもらえる案件もあり、一撃で多額のポイントをgetできることも。
登録・利用ともに無料なので、登録だけでもしておいて損はないでしょう。
おすすめポイントサイト
#IL より詳しい特徴や攻略法を知りたい方はこちら
アンケートモニターで貯める
何か商品を購入したり支出をせずとも、スキマ時間でアンケートに回答するだけでポイントをもらえます。
- 簡単な質問3〜5問に答えて50ポイントget
- ある商品についてパッケージの印象や興味関心など細かく答えていって300ポイントget
- 送られてくる商品を実際に一定期間試したり、オンラインインタビューを受けて4,000ポイントget
↑もらえるポイントやアンケートの程度もさまざまです。
おすすめアンケートサイト
- マクロミル:選択式アンケートで答えやすい&交換先が充実
- リサーチパネル:高報酬なアンケート案件が揃っている
- 楽天インサイト:大手運営の安心感&楽天経済圏の方におすすめ
ゲームでポイントを貯める
「ゲームをしながらポイントももらえる」夢のような話があります。
ログイン・プレイ・レベルアップなどポイント獲得条件は様々ですが、普段からゲームをする方はもちろん、初心者の方でも遊びながら貯めることができます。
攻略が難しいゲームは避け、達成しやすいゲームを選ぶことでポイ活のモチベーションアップに。
ゲームがあるポイ活アプリ
- じゃんけんおう:ルールも簡単で貯まる&楽しめる
- ポイ活ソリティア:システムと対戦するカードゲーム。頭の体操にも。
- 懸賞リバーシ:シンプルだけどハマる!オセロでポイ活
歩いてポイントを貯める
スマホの歩数計測と連動して、歩くだけでポイントが貯まるポイ活アプリも存在します。
通勤・通学・お出かけの際に勝手に貯まってくれます。
難しい条件もなく、ポイ活初心者にもおすすめ。挫折する心配もありません。
歩いてポイントが貯まるおすすめアプリ
- トリマ:歩いてポイントが貯まるアプリの先駆け。アンケートや買い物でもポイントGet
- aruku&:Tポイントの他、美容や食品にも交換できる。
- スギサポ:スギ薬局が近くにある/スギサポデリ利用中の方は特におすすめ。
学習・寝るだけでポイントを貯めるアプリも
英語学習でポイントが貯まるアプリ「ENGDOM」や寝ているだけに勝手にポイ活ができるアプリ「Somnus」もあります。
ポイントの交換先が限定されていたり、学習精度がいまいちだったり…とまだまだ改善の余地はありそうです。
直接的なポイ活とは少し異なりますが、仮想通貨が貯まるアプリは学習・フィットネス・睡眠…とバラエティに富んでいます。
ポイ活のメリット
ポイ活をするメリットは5つ。順番に説明していきます。
- 誰でもすぐに始められる
- お得に購入・利用できる
- 情報収集力がアップする
- 支出管理や見直しに役立つ
- スキマ時間を有効活用できる
誰でもすぐに始められる
何と言ってもポイ活の最大のメリットは「誰でもすぐに始められる」こと。
難しいスキルや資格が必要なわけでもなく、始めるハードルが低い点。
お金をかけずにできるポイ活がほとんどなので、金銭的な負担も少ないです。
お得に購入・利用できる
普段の購買活動がお得になるのは嬉しいですよね。
ポイ活でためたポイントは現金・電子マネー・商品etcに変えることができるので、節約になります。
情報収集力がアップする
ポイ活をしていると「この商品をお得に変えるところがないかな?」と普段からアンテナを張ることになります。
通販サイトの金額比較やポイント還元率をサクッと計算する癖が身につき、情報収集スピードがアップしたという人も。
支出管理や見直しに役立つ
ポイントを収集するうちにお金への意識が高まり、他の支出や家計を見直すきっかけになります。
「自分が何にお金を使っているのか」を改めて見直したことで、「解約し忘れていたサブスクを発見し無駄な出費を削れた」といった副次的効果も。
スキマ時間を有効活用できる
ポイ活は、通勤通学、家事育児の合間などスキマ時間でできるのも魅力。
パソコンがない人でもOK。スマホ1台でできます。
今までボーっとSNSやニュースアプリを見ていた時間をあてるだけで、ちょっとした副収入が得られちゃいます。
ポイ活の注意点
メリットが多いポイ活ですが注意点もあります。
思わぬ落とし穴にハマらないためにも確認しておきましょう
- ポイントの管理に注意!
- ポイント目的の無駄使いに注意!
- ポイントサイトの信頼性に注意!
- ポイ活に時間を費やし過ぎていないか注意!
ポイントの管理に注意!
「気付いたらポイントの有効期限が切れていた…」という経験はありませんか?
ちなみに、私の過去最大の失効ポイントはビックカメラの27,842円相当でした…
管理するポイントが多くなると特に管理が煩雑になりがち。
デジタル化されているものは、アプリでの管理が圧倒的におすすめです。
管理人ふくは、家計管理も含めて「マネーフォワードME」で一元管理しています。
#IL ポイ活するならおさえておきたいポイント管理ツール
ポイントサイトの信頼性に注意!
ポイントサイトでは、連絡先や住所といった個人情報を入力する場合があります。
- 適切に情報管理されているか
- 条件を達成した際にきちんとポイント交換ができるのか
運用歴が長く、口コミや利用者数が多いポイントサイトを選ぶと安全でしょう。当サイトでご紹介しているポイントサイトは、管理人ふくが実際に使ってよいと思ったものです。
ポイント目的の無駄使いに注意!
ポイント獲得に目が行き、本来不必要なものまで購入してしまうというケース。
特にセール時・ポイント増量キャンペーン開催中は注意が必要です。
ポイ活で節約&お得生活を送るはずが、無駄な出費が増えては本末転倒。申し込み前に、ポイント付与がなくても欲しい?必要?とひと呼吸おくようにしましょう。
ポイ活に時間を費やし過ぎていないか注意!
ポイントサイトの比較、達成条件の比較、ベストな交換先を探す…
極めだしたらキリのないポイ活。
気付いたら1時間以上使っていた!ということも。ポイ活に時間を費やし過ぎていないかも確認しましょう。
2時間かけてやっと100ポイント手に入れた…というのでは割に合わないですよね。
ポイ活を挫折せず継続させるコツ
ポイ活は誰でも気軽に始められ取り組む人が多いですが、挫折していく人も多いです。
挫折せず継続させるコツは「完璧を求めない。ゆるっとやる」に尽きます。
詳しく解説していきますね。
貯めるポイントを絞る
世の中には、大小さまざまなポイントサイト・ポイントアプリ・ポイントサービスがあふれかえっています。
1つ1つ漏れがないように…とやっていると管理する手間も時間もとてつもないです。
「抜けはあるかもしれないけど、まあいっか」と割り切るのが大切。貯めるポイントを絞るのがおすすめ。
絞り方の例
- 大手経済圏のポイント2つ(楽天・dポイント)に絞る
- クレカと歩いて貯めるポイ活のみで手間をかけない
- ポイントサイトを2つに絞る
2重どり3重どりを意識
2重どり3重どりを意識するだけでも効率よく貯めることができます。
手間は最小にポイントを最大化する方法としておすすめです。
ポイント2重どり3重どりの例
ポイントサイトを経由してAmazonで購入した場合
ポイントサイト内のポイントが貯まる
Amazonポイントが貯まる
楽天Payを楽天カードで決済し、楽天銀行から引き落とした場合
楽天Payでポイント還元
楽天カードの請求時にポイント還元
楽天銀行での引き落としでポイント還元
スギ薬局でd払いした場合
スギ薬局のポイント
dポイントカード提示で貯める
d払いでポイント還元
楽天は「経済圏」の先駆けだけあって、連携していくほどお得に。楽天市場でのポイント倍率がアップしたり、銀行の振込手数料の無料回数が増えたり預金の利息も加算されていきます。
ポイント付与条件を確認
ポイントサイトやアプリ、アンケートモニターとしてポイ活をしていくならポイント付与条件は必ずチェックするようにしましょう。
- 初回購入だけではだめで、3か月継続すること
- 口座開設後、一定の取引が完了すること
- 申し込み後30日以内の電話確認完了
など細かく規定されている場合もあります。
確実に報酬を得るためにも、条件はしっかりと目を通してくださいね。
ポイント交換条件を確認
ポイントサイトでは、ポイント交換先・交換条件を確認しておくのも大切です。
- 現金
- マイル
- 電子マネー
- 別のポイント
- その他の商品
何に交換できるかだけでなく、レートも見ておきましょう。
例えば、あるポイントサイトの100ptを交換しようと思った場合
ポイント交換先 | 交換後 | レート |
現金 | 95円 | 95% |
dポイント | 100pt(100円相当) | 100% |
ANAマイル | 0.5マイル | ー |
Amazonギフトカード | 98ポイント(98円相当) | 98% |
交換先をどこにするかによって交換レートも変わってきます。
また最低交換額(300円~etc)といった縛りが設けられていることもあるので併せて要checkです。
クレジットカードで固定費を支払う
回線費用・光熱費・サブスクで契約しているサービスは毎月かかるもの。
これら固定費を高還元のクレジットカードで支払うことで、ポイントを効率的に貯められます。
カードの見直しは一度してしまえばOKなので、自分でポチポチしたり手間・時間をかけるのは難しいという方にもオススメです。
ポイ活で得られる副収入の額
ポイ活で得られる副収入ってどれくらい?と気になっている方もいると思うので、具体的な金額・購入利用するサービス・作業量を解説していきます。
~1,000円/月
- クレジットカードの見直し
- 経済圏を意識したポイ活
ポイ活に時間が割けない人でも、比較的容易に達成可能。
1,000円~5,000円/月
- アンケートモニターにも積極的に応募
- ポイントサイト経由を意識してコツコツポイ活
- ポイント増量期間中にドラッグストアやスーパーでストック購入
スキマ時間を利用したり、チラシを見てちょこちょこ貯めていけば達成可能な金額でしょう。
5,000円~10,000円/月
- 1万円程度の大きめの買い物をした
- 楽天の買い回り・キャンペーンへの参加
- オンライン面談や単価の高いアンケートへの回答
- ポイントサイトの各種キャンペーンに参加(山分け/ログインボーナスなど)
「ポイ活している」という意識が強くなるフェーズ。日々の行動、サイト閲覧時にポイントを気にするレベルです。
10,000円~30,000円/月
- ポイント2重どり3重どりを意識した決済
- 口座開設や高額サービスへのポイントサイト経由での申し込み
これまでのゆるポイ活に加えて、ガッツリポイントを上乗せしてくれる案件への申し込みが必要です。コツコツポイ活だけでは達成が難しい領域でしょう。
30,000円/月~
単月での達成は高額案件(金融系)をポイントサイト経由で申し込めば可能にはなるでしょう。
継続的に稼ぐとなると、情報収集・管理に月20~40時間程度要しそうです。
ポイントサイトや商品を紹介するといった施策が必要になってくるでしょう。
ポイントサイトを友人知人に紹介するのはほどほどにしましょう。人によって嫌う方もいますし、大切な人間関係を数千円で失うのは考えものです。
【ゆるポイ活】やり方モデル3パターン
ポイ活はゆるっとやるのがコツ。ポイ活初心者の方も無理せず行えるポイ活のモデルを3パターンご紹介します。
楽天経済圏で固める
- 楽天市場
- 楽天モバイル
- 楽天西友ネットスーパー
日常生活を楽天でかためることで効率よくポイントを貯められます。
決済時も
- 楽天ポイント
- 楽天ペイ
- 楽天カード
- 楽天銀行
と合わせて使えばポイントの2重3重取りが無理なく行えます。ショッピングから旅行、美容と展開しているサービスも多いのでポイントを貯めやすいです。
よく行く店舗で貯まる使えるポイントを軸に貯める
近所にあるコンビニやスーパー、よく行くドラッグストアで貯められるポイントを一度見てみましょう。
なるべく分散させずに統一すれば、普段の買い物だけでも効率よくポイ活が行えます。
dポイント | Tポイント | 楽天ポイント | その他 | |
---|---|---|---|---|
ローソン | 〇 | × | × | ポンタ |
セブンイレブン | × | × | × | nanaco |
ファミリーマート | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
ミニストップ | × | × | × | WAON |
主要ポイントサイト3つをクルクル回す
ポイントサイトは多数ありますが、主要3つのポイントサイトに絞って使っていく方法です。
Amazonでショッピング、旅行サイトで予約といった時にポイントサイトを経由するだけでも月数百円にはなります。
その他、サブスクサービスや口座開設などいろんな商品・サービスがあるので、申し込み時に検索する癖をつけると良いでしょう。
まとめ:ゆるポイ活で副収入を
何十万と大きな金額にはならないものの、+αの副収入を得られるポイ活。
挫折せず継続するコツは「ゆるっとやる」こと。
スキマ時間を有効活用して、始められそうなところから取り組んでいきましょう。
この記事のまとめ
- ポイ活とは日々の買い物やサービス利用の際にポイントを貯めたり使ったりすること
- ポイントは広告を見てもらうためやアンケートに答えてもらうための企業からのお礼
- ポイ活には通販サイトで貯める方法や高還元のクレジットカードで貯める方法などがある
- ポイ活で得られる副収入の額は活動内容や作業量により異なる
- ポイ活で得られる副収入は月に1000円から30000円以上までと幅広い
- ポイ活は情報収集力を上げ、支出管理や見直しに役立つ
- ポイ活は忙しい人でもOK!スキマ時間を有効活用できる
ポイ活時の注意点
- 時間の使い過ぎに注意
- ポイント失効に気をつけよ
- ポイントサイトの信頼性を確認
- ポイント目的?本当に必要?と確認
ポイ活のコツ3箇条
- ゆるっとやる
- ポイントサイト・貯めるポイントを絞る
- ”経済圏”をうまく活用